お薬を使って眠っていただく脳波検査を受けられる方からのよくある質問についてまとめましたので、検査を受けられる際のご参考になさってください。
その他、検査に際してご不明な点などございましたらご遠慮なくお問い合わせ下さい。
Q:持ち物は?
A:お子様の状況に合わせ、以下の物をお持ち下さい。
- いつも寝るときに使用しているもの(絵本、まくら、タオル、おしゃぶり等) ※毛布など掛け物は、体温上昇に伴い発汗し波形解析の妨げになりますので使用できません
- お着替え ※服薬の際に吐き出すなどしてお洋服を汚してしまうことがあります
- お茶やジュース等お子様の好きな飲み物(お薬を飲んだ後のお口直し用の飲み物)
- おむつを使用しているお子様:おむつ複数枚、お尻拭き ※おむつが外れたばかりのお子様も
- 授乳期~離乳期のお子様:哺乳瓶の乳首、ベビーマグ、スプーン等 ※眠くなるお薬を飲むときに使用するので、使い慣れている物をお持ち下さい
Q:当日の服装は?
A:肩や手足にも機器を装着することがありますので、つなぎ服(特に冬場、手先足先まで包むようなカバーオール)はお避けいただき、比較的ゆるめのお洋服でお越し下さい。
Q:検査時間はどれくらいかかる?
A:院内滞在時間は大体3時間程度とお考え下さい。
お子様の状態にもよりますが、
- 寝かしつけ(最大1時間)
- 入眠確認後、電極取り付け ⇒ 波形記録 ⇒ 電極取り外し(計約1時間)
- 検査終了後、医師が波形を解析し診察、会計
という流れになります。
Q:検査中保護者は付き添えるの?
A:脳波検査室はあまり広くないため、お一人で検査できる方の付き添いの方は待合室でお待ち頂くか、一旦外出される方もいらっしゃいます。
待合室には当院の診療に関連した書籍も置いてありますので、お待ちのあいだに読書をされている方も多くいらっしゃいます。
小さなお子様の場合、保護者の方が一緒にいると甘えて興奮するお子様もいらっしゃいますので、原則として保護者の方の付き添いはご遠慮頂いております。ただ、保護者の方にいて頂いた方が安心して眠れることもあるので、ケースバイケースでその都度ご相談しています。
お子様が静かに落ち着いて眠りにつき、お子様のために必要な検査を安全に実施することが目的になります。保護者の方に付き添って頂く場合も、検査機器に触れたり写真を撮ったりする行為はお控え頂き、入眠するまでは当院スタッフにお任せ頂いて静かに見守りをお願い致します。写真撮影などをご希望の場合は検査終了後にスタッフまでお声かけください。
Q:前日から検査までの過ごし方は?
A:前日の夜は頭をしっかり洗い、当日は整髪料を使用しないでください。
また、検査の時間に眠くなるよう、下記の内容を参考に生活時間の調整をお願いします。
- 検査前日は夜更かしをして、検査当日は早起きをする(例えば、普段よりも2時間くらい遅く寝て、1時間くらい早く起きる)
- 当日の午前中はめいっぱい体を動かして遊んで疲れた状態にする(午前中のお昼寝もしない)
※当日は昼寝をさせずに、お昼ご飯を12時までに摂取して下さい
※不安緊張をやわらげるお薬が出ている場合は12:30頃内服を。
12:50 来院後、お子様の状態を確認し、医師が眠くなるお薬の内容を決めます。
13:00 頃眠くなるお薬の内服。
多くの方はお薬で眠ることができますが、子どもの場合はその日の気分や体調によって予定通りにいかないことも多くあります。
検査が不可能と判断した場合は、後日改めて検査をさせて頂きますのでご了承ください。