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MISSION

こどもとおとな、診療所と病院、医療と社会の「かけはし」となる

VISION

患者様にとって必要な医療を
医療連携とチーム医療により包括的に提供し
「かけはし」となってつなぐハブとなる

生田 陽二 いくた ようじ

私は小児科の中でも小児神経学とてんかん学を専門とし、障害とともに生きる多くの方々を診療してきました。

そんな中、成人になって通える医療機関がなくなることに患者様とご家族様が大きな不安を感じておられることを痛感し､大人になっても通院できるクリニックとして2020年4月に東小金井小児神経・脳神経内科クリニックを開院致しました。

開院後は、小児科から成人期医療に移行するにあたり、小児科から専門診療所である当院にご紹介いただき、当院が診療連携の中心的な役割を担い必要な成人期医療と繋ぐハブの役割を果たす、という新しい移行期医療の形を提案し、実践し、講演会等を通じてその啓蒙活動にも邁進してまいりました。

その後、まだまだ対応可能な施設の少ない、医療的ケアのある小児期発症の患者様を対象とした訪問診療も開始しました。

通院困難な方には訪問診療のみならずオンライン診療という選択肢もご提供し、てんかん診療においては唯一のPHRソフトであるnanacaraを導入したり、得意のICTを積極的に取り入れることで患者様の利便性とより良い医療の提供に努めてまいりました。

さらに医療のはざまに陥ってしまう一人でも多くの患者様のお役に立てるように、2023年に当法人を立ち上げました。「かけはし」となって診療連携のハブとして中心的な役割を担う覚悟を「かけはし」という名称には込めております。

当法人の理念に共感していただける多くの仲間や患者様とともに、障害を抱えて生活する患者様とそのご家族様が、安心して自分らしく生きられる社会を医療から実現することをこれからも目指してまいります。

医療法人社団かけはしは臨床研究に取り組んでおり、臨床研究倫理審査委員会を設置しております。
現在実施している臨床研究については「臨床研究について」をご確認ください。